株式会社 遠山鐵工所

採用全般について

  • Q未経験ですが大丈夫ですか?

    A
    大丈夫です。当社の社員のほとんどは、未経験で入社しています。最初からひとりで仕事をするようなことはありませんし、現場では先輩が責任を持って指導します。
  • Q応募に必要な資格はありますか?

    A
    ありません。必要な資格は、業務や研修の中で取得していただきます。
  • Q選考はどのような流れで行われますか。

    A
    まずはお問合せよりご応募ください。エントリーフォームはコチラ。「書類選考」→「1次面接」→「最終面接」というステップを原則としています。
  • Q内定までどれくらい時間がかかりますか。

    A
    内定までの期間は概ね2週間程度とお考えください。書類選考に1週間程度、その後面接を実施します。(面談日は応募者の方のご都合をお伺いして調整しますので、それ以上かかる場合もあります。)
  • Q資料請求はできますか。

    A
    はい。電話0480-85-2111またはメールsaiyou*kk-tohyama.co.jp(*を@に変更してください) にて、ご住所/お名前/電話番号/資料請求の旨をお伝えください。郵送にてお送りいたします。
  • Q職場見学はできますか。

    A
    はい。電話0480-85-2111またはメールsaiyou*kk-tohyama.co.jp(*を@に変更してください)にて、お名前/電話番号/職場見学希望の旨をお伝えください。折り返しご連絡させていただきます。

社内制度について

  • Q入社後の研修制度はありますか。

    A
    はい。新人社員研修後に各事業所を周り、各部署の業務を経験していただく年間計画があります。
  • Q配属先はどのように決まりますか。

    A
    ご希望をお聞きしますが、弊社は多能工制度も取り入れております。
  • Q育児や介護をサポートする制度はありますか。

    A
    はい。産前産後休暇、育児・介護の休業や勤務時間短縮など、社員をサポートするための制度があります。
  • Qその他、福利厚生はどのようになっていますか。

    A
    はい。制度として健康保険・労働(雇用・労災)保険、厚生年金などがあります。昼食は食堂で弁当を用意します。社員旅行や特別賞与制度などもあります。
  • Q長期休暇、有給休暇について教えてください。

    A
    長期休暇は、夏季:土日を含めた6日間、冬季:12月30日~1月3日となっています。有給休暇は勤続年数によって異なりますが、毎年12~20日を与えます。
  • Q残業はありますか。

    A
    はい。担当する業務によっては早出・残業・休日出勤が発生します。休日出勤は振替休日として取得することも可能です。

会社について

  • Qどんな方が働いていますか。

    A
    若い方からベテランまで在籍しています。外国人も在籍しております。
  • Q男女比を教えてください。

    A
    工場では基本的に男性100%です。事務・営業職は男性7割・女性3割となります。
  • Q新入社員の作業はどのようなものですか?

    A
    現場で先輩が付き添い作業方法や手順を説明します。また分からない事はその場で質問していただけます。安全第一で、少しずつ仕事を覚えていきます。
  • Q勤務に必要な資格などはありますか。

    A
    入社後、各種資格・技能取得支援制度を利用し、必要に応じた取得を推進しています。
    ※資格例
    ・クレーン作業に必要な資格
    ・フォークリフトや重機の運転に必要な資格
    ・鋳造技師
    ・加工技能士
    ・QC検定(品質管理の資格)
    ・塗装関連の資格
    ・溶接関連の資格
  • Q車通勤は可能ですか?

    A
    はい。多くの社員がマイカー通勤をしています。また、朝と夜に駅からの送迎バスも運行しています。
  • Q工場はどこにありますか?

    A
    埼玉県久喜市に鋳造部、製品部の加工現場・粉体塗装現場があり、検査も一部行います。総務部などの本社機能も久喜工場敷地内にあります。また、羽生市にも工場があり、製品部が鉄管の内外面塗装を行います。最終的な検査と出荷は羽生の工場で行うことが多いです。どちらの工場も、工業団地内にあり、周囲には大きな工場が並んでいます。営業部や図面を制作する部署は東京都北区赤羽にあります。

製品について

  • Qダクタイル鋳鉄とは何ですか?

    A
    鋳鉄は鉄(Fe)に炭素(C、2%以上)と珪素(Si)を含む合金です。溶けた金属を鋳型に入れた状態から冷やす過程で炭素から黒鉛へと変化します。この黒鉛の形状は、通常は片状になります(片状黒鉛鋳鉄・上の写真)。しかし、溶解状態の鉄をマグネシウムと反応させる事で、冷却時に晶出される黒鉛が球状になります。これをダクタイル鋳鉄(球状黒鉛鋳鉄・下の写真)と呼びます。片状黒鉛鋳鉄が割れやすい性質を持っているのに対して、球状黒鉛鋳鉄は引張力に強く、粘り強さもあるため、強度が必要とされる製品には多く使われています。
    片状黒鉛鋳鉄球状黒鉛鋳鉄
  • Q異形管にはどんな種類がありますか?

    A
    遠山鐵工所の鉄管には様々な形状があります。基本的なフランジ管でも、長さや口径の種類は無数にあります。T字に分かれるもの、90度に曲がるもの、らっぱのような形のもの、バルブなどを付けるための穴が空いているものもあります。また、多くの社員に愛されているものに「角丸拡大管」という製品があります。角丸拡大管は円形の管が最終的に長方形に変化する形をしていて、水の流れを緩やかにする効果があるため、排水機場などで、勢いのある水を流し込む出口に使われます。様々な異形管
  • Q遠山鐵工所の製品はどこで使われますか?

    A
    主に浄水場や下水処理場、排水機場などの施設内配管の一部として使われます。水を汲み上げるためのポンプ周りや、大量の水が流れる場所では、水の圧力が高く、ダクタイル鋳鉄で造られている遠山鐵工所の鉄管の需要は高いです。お客様は国や市区町村管轄の上下水道施設や排水機場の工事を請け負っている企業や団体で、ポンプメーカーが多いですが、商社などの場合もあります。
  • Q遠山鐵工所の鋳物造りはどのくらい手造りなのでしょう。

    A
    まず、遠山鐵工所には2種類の鋳造工程があります。主に規格品を製造するための現型と、規格外の特殊品を造るためのカキ型になります。現型は、製品と同じ形状の模型木型の周りに砂を固めて型を造ります。カキ型は、模型を使わずに、板と手を使って砂を積み上げて型を作ります。どちらも人の手が大事になってきますが、カキ型の方がより手造りであると言えます。また、加工や塗装も、機械を使いますが、人の手で作業していく部分が多くあります。
    現型 砂の流し込み作業カキ型 カキ板による造形作業
  • Q遠山鐵工所の製品はどのくらい大きいのですか?

    A
    様々なものがありますが、過去には4mを超えるものもありました。納品先へ運ぶためには通常20t超トラックを使うのですが、場合によってはトレーラーで運ぶこともあります。クレーンで持ち上がった鉄管が宙を移動する様子は圧巻です。日本国内のダクタイル鋳鉄異形管メーカーの中で、特に巨大なものや特殊な形状のものの製造においては、遠山鐵工所が随一となります。深夜にトレーラーで搬入される曲管
  • Q鉄管の継手にはどのようなものがありますか?

    A
    流体(主に水)を運ぶ配管同士を繋ぐ接続部分のことを「継手」と言います。止水するためのシール材やゴムを挟み込んでボルトで繋ぐのが基本的な考え方で、「フランジ形」と「K形」というのが遠山鐵工所で多く見られる継手です。フランジ形は二つの管の間にシール材(ガスケットを)挟み込み、円周状の縁(フランジ)をボルトで締めて繋ぐ構造です。K形は挿し口と受け口があり、間に挟む押し輪でゴム輪を押し込み止水します。フランジ形は構造がシンプルなので、管自体や、管の周りの機器の交換をしやすいのが特徴で、K形は止水性能が高く伸縮や変形にある程度対応できる特徴があります。また、近年では、離脱防止機構のある耐震用継手「NS形」なども注文が増えています。
  • Q加工機にはどんな種類がありますか?

    A
    切削加工の機械には、加工機自体は動かず鉄管を回して加工していくタイプのもの(旋盤)と、加工機に付いている刃が回転して鉄管を削るタイプのもの(フライス盤、中ぐり盤)があります。また、穴を開けるための加工機(ラジアルボール盤)や、削るのと穴を開ける作業両方を行える複合機もあります。